美術コレクターたち

美術品が現在のような形でコレクションされるようになったのは、17世紀のヨーロッパではないかなどと考えられているようです。それまで美術品は主に鑑賞目的としてされてきましたが、当時の美術品コレクターとして知られているのは、スペイン国王フェリペ4世であるようです。現在のスペインにあるプラド美術館が所蔵する美術作品の多くは歴代の国王のコレクションがもととなっているようです。日本国内におきましては、2016年に世界遺産に登録された西洋美術館の松方コレクションや徳川ミュージアムの徳川家伝来のコレクションなどが有名です。歴史や時代のなかでその価値を認められることで、貴重な美術品らが現代においても注目を集めていると考えますとコレクターたちの存在は大きいものですね。

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